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2008.02.13.20:25
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2008年2月11日読了。
発行は1997年。
実に10年以上前に書かれた書籍であるが得られたものは計り知れない。
読書のあり方を考えさせる1冊。
個人的には、1日1冊の読書を目標に掲げながらも3割程度の達成率にあえぐ中、活路を見出すコトができた。
(アウトプットが追いついていないという問題点についてはいまだ解決策を見出せず。)
本書では読書を次の4レベルに分類している。
必要に応じてレベルをシフトするという、積極的な読書法を紹介している。
初級読書は読書においてもっとも根源的なレベル。
文字情報からそこに描かれた情景を読み取る技術である。
フツウに読み書きできるヒトであれば意識せずとも行っているコトなのだが、考えてみればこれは奇跡的な行為である。
「雪が降っている」
この7文字からなる1文を読めばその情景をイメージできてしまう。
言語と現象の関連付けを的確に行うのが初級読書レベルであり、幸いなコトに、世界一の識字率を誇る日本人の多くはこのレベルをクリアしている。
私がもっともココロを打たれたのが、第2のレベル点検読書である。
点検読書においては、表紙・裏表紙・著者紹介・目次から、対象とする書籍がどのような内容かを読み取る。
この段階で精読するかどうかを判断するのである。
読むに値すると判断した場合のみ、次のレベルへと進む。
この読書法について読んだトキ、私の中の悩みが解決した。
著者紹介や目次、まえがきやあとがきに目を通してから本文を読み始めるものの、思うように読書速度が上がらず困惑していた。
1冊あたり1時間を目標とするものの、思うようにはかどらない。
そんな私にかけていたのは目的意識であった。
通常の読書であれば点検読書レベルの読み方で十分だと気付いたのである。
本文以外の情報から書籍内容を読み取った上で、その1冊から得られるものを想定する。
本文を読む際には、一字一句にこだわらず、必要な情報を読み取るコトに専念する。
読む必要がないと判断した箇所については飛ばしてしまってもかまわない。
(もしかしたら読み飛ばした中に重大な記述が隠されているコトも考えられなくはないが、1冊に多大な時間をかけるよりは同じ時間で多くの書籍に触れた方がトータルで得られるものは大きいはず。)
身の回りに溢れる書籍のうち、真に精読に値するものはそれほど多くはないと思う。
うすうす気付きながら半ば義務的に最後のページまで目を通していた私に必要だったのは、点検読書の考え方だった。
これなら1冊1時間で読むコトも不可能ではない。
(本書を読む際も具体例についてはざっくり読み飛ばしている。)
点検読書を経て、精読に値すると判断したものについて行うのが第3のレベル分析読書である。
分析読書においては著者と対話をするかのごとくその記述を深く読み取り、書籍内容を自らの血肉とするコトを目的とする。
このレベルの読み方を要する書籍は、確かにそう多くはない。
だとすれば、多くの書籍については点検読書で十分である。
より多くの点検読書を通じ、分析読書に値する書籍の発掘に努めるのが賢明だ。
第3レベルまでの読み方においては、対象は常に1冊の書籍であった。
最終レベルのシントピカル読書においては、過去に蓄積した書籍内容を前提とする。
つまり複数の書籍の関連性を読み取り、比較分析を行うのだ。
土井英司氏のセミナー CD の中で、優れた書籍の著者同士は相互に影響を受け合っているというハナシを聞いたのを思い出す。
新たに読む書籍により、自らの血肉と化した書籍内容を更新するコトで、知識のブラッシュアップを図るコトが目的だろうか。
今後の読書については、自分がどのレベルで書籍に向き合っているのかを常に意識したい。
[ 本を読む本 ] は今年読んだ中で最高の1冊。
[ 週刊ダイヤモンド ] の中で本書を紹介してくださった勝間和代氏に感謝。
1ヶ月に100冊以上の読書をするという勝間氏は、点検読書と分析読書、シントピカル読書を自在に使い分けているコトだろう。
1万円使って1冊の良書に巡り合う
という発言からも、読書レベルの使い分けが伺える。
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